毒ママを選んで生まれてきたらこうなった

生まれる前と胎内記憶のある毒母第3世代なつみ

17 予知夢1

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夢は他人に話すと「放す・離す」といって、正夢にならないっていうけど、そんなことなかったわ!って話

私が見た予知夢って・・・ 
普通の夢と違って、どこか冷静なもう一人の自分がいます。 
「?」と、いろいろ思考する自分がいるのです。 
まるで時空を超えて迷い込んだ感じです。

12歳の頃の夢です。 
見たことのない家にいます。 
「ここはどこだろう?」
母から「8歳下の従妹と一緒に食べなさい」と、お膳をもらいました。
「誰の冠婚葬祭かな?」 
二人で向き合って食事をしていたら、遠くで電話(固定電話)が鳴りました。 
「ここは、電話のある部屋から少し離れた場所?」
「もしもし?」
母の声です。 
「ウチじゃないのになぜ母が電話をとるのかな?」 
チンと電話を切る音がしました。 
そのあと、トントントン・・・近づく足音。 
暗闇から母の顔だけが見えて、こう言いました。 
「今、電話があったんだけど。ひいばあちゃんが亡くなったって」

当時、曾祖母は百歳でしたが健在でした。 
気持ち悪かったので、学校で友人に話しました。 
友人は、「夢って話すと叶わないっていうよ。だから大丈夫」となぐさめ(?)てくれました。 
その言葉を信じて、母に夢の内容を話しました。
母は「どこも悪いところがなく、すごく元気だからあり得ない。気持ち悪い!」と、不機嫌になりました。 
縁起でもないことを口にするなと、叱られました。

一か月後、叔父(母の次弟)の家で新築祝いがありました。 
当然、家に入るのはその日が初めて。 
お膳を母からもらい、従妹と食べるように言われました。 
宴会に子どもは邪魔だということでした。
二階に三部屋ありましたが、階段上ってすぐの廊下が広かったので、そこで食べるように指示されました。 
新品の絨毯や畳が汚れると困るから、という理由で。 
従妹は小さいので、階段から遠くの場所に座らせました。 
私は階段側で、二人で向き合って食べました。 
! 夢を思い出した! 
階下ではワイワイやっています。  
そこに、電話が鳴りました。 
叔父の家なので、叔父が出るはずです。
母を思い浮かべて「(電話に)出るな出るな」と念じました。 
しかし出たのは、母でした
「もしもし?」 
叔父は宴会の中心にいたので出られなかったのでしょう。 
階下がざわついた後、シーンとなりました。
トントントン・・・ 
それは階段を上がる足音でした。 
母の顔だけ見えました・・・階段ですから。
「今、電話があったんだけど。ひいばあちゃんが亡くなったって」 
全て(一言一句)夢の通りでした。 
正夢にならないよう、何とか防げないかと考えましたが、
電話に出るな!と念じることしかできませんでした。 
しかしその時には既に亡くなっていたはずなので、
私には防ぐ手立てが全くなかったわけですが。 
曾祖母は、ついさっきまで近所のお友達と遊んでいたらしい。 
その時に、お友達がマッサージをしてくれたら急に具合が悪くなった、とのことでした。
叔父のハレの日に何たることか。 
幸先が良くないことこの上ない。

その後・・・
この叔父の家はわずか数年で、片付けられないお嫁さんが来て、
子ども好きの叔父の第一子は水子となり、
地元で有名なゴミ屋敷と化しました。
縁起を担ぐとか、幸先が・・・とか、そういうのあると思う。

予知夢↓

叔父の人となり↓