空の上で、選んだ記憶があります。
兄は母を、私は叔母(父の妹)を選びました。
一緒のところに行きたかったのに、「その女は絶対いや!」と兄は頑として譲りませんでした。
逆に私も、母は美人でしたが冷酷な感じがして直感的に嫌で、「そっちこそいや!」と言い争いに。
その時、雲の隙間から下をのぞいた兄が
「あっ!あの子が来てる!早く行かなくちゃ、間に合わなくなる」
と慌ててパッと飛んでいってしまいました。
一緒に行きたかった私もつられて、兄を追いかけました。
例のだれかに「お前はまだだ。」って制止されたのに振り切りました。
兄の誕生から一年半後に私誕生。
推しの叔母ではなく母のもとへ、兄につられて行ってしまいました。
母は「ゆっくり休みたかったのに。なぜすぐアンタができたのかわからない!」とよく私をなじりました。
まるで空での経緯を見通したかの様・・・怖いです。
兄と私は「双子か!」てくらい「そっくり」と言われ続けました。
その一方で、叔母を慕うようになった私は、叔母にそっくりとも言われるようになりました。
叔母≒私≒兄なのに、「兄は叔母にそっくり」とだれも言わないのが小さい頃から謎でした。
母は長男跡取りということで
「兄ちゃんとママは相性がいい。私に似て性格もいい」と溺愛しました。
母は叔母を
「世界一嫌いな人」と呼び、兄には叔母の悪口を刷り込みました。
兄と叔母の相性は悪く、早いうちに交流が途絶えました。
一方私は叔母を慕い、いろいろなことを学ばせてもらいました。
しかし母には
「世界一嫌いな叔母とそっくり」と言われ、なにかといじめられました。
私と母の相性は空での予想通り最悪でした。
好かれようと、それこそ赤ちゃんの時から努力してきましたが無駄でした。
それぞれ、空の上で直感した通りの関係ができました。
前回の記事↓で書いたように、この世に来るとき兄と私も目印を持ってきました。
詳しくまとめました↓