毒ママを選んで生まれてきたらこうなった

生まれる前と胎内記憶のある毒母第3世代なつみ

毒母に死亡保険をかけられ、さらに

中卒で働いた◆実話◆@毒母第3世代なつみです。
中学卒業後、働きながらの高校生活がスタートして間もなくのことでした。
詳しくは
dokuhahadai3sedai.hateblo.jp 周囲の人たちに大いに同情され、好奇の目で見られていたころ。
なつみが自殺するかも知れない・・ついに母の耳にも噂が。
その時母がとった行動は・・・
内心、母にこそ同情して欲しかった私ですが、ものの見事に裏切られてしまいました。母は私に
死亡保険を掛けました

死亡保険は『人が亡くなることによりお金が支払われる保険 』です。
不意の病気やケガで必要になるかもしれない医療費のために(私のために)掛けてくれたわけではなさそうです。

そして母は私に
掛けてすぐに死んだらお金はおりない
半年経たないと貰えないからね!」

何度も何度も念を押しました。

・・それは・・・自殺は半年後にしてくれ、という意味。
それ以外に何がありましょうか

保険があれば安心、と掛ける人もいたでしょう。
でもそれは、普通の親が(自分亡き後の)子のために・・・ですが、
毒母は自分ファーストですから!

保険契約の日
母が「今日は絶対に外出するな」と
口酸っぱく言って、私を家に残して出掛けました。
数日前から「この日はお客さんが来る」と、
私の予定を聞いて調整していたのでした。
お客さんが来る→→母は留守→→私がホスト。
どうしろと?
15歳の私にはさっぱりわかりません。
聞いてもはっきり言いませんし、当日やっとその真意を聞かされたのです。
お客は、医者と保険の外交員の二人。
医者は私を診察するのだそうです。
なぜって?
健康であることの証明を出させるためです。
なぜ証明が要る?
保険に加入するためです。
保険金の受取人は?
です。
仮に百歩譲って、保険が本当に必要だったとして。
無人の家で、自称医者に健康診断される身にもなってみてほしい。
あり得ないでしょう。
親同伴で病院へ行くのではないでしょうか。
この日、保険の外交員が伯母(父の姉)だったため、無事(無事っていうのもなんですが)に済ませたが「変だ」という思いは医者にもあったらしく、帰り際に怒りを露わに
「この家とこの子になぜ保険が必要なのか!全く何を考えてるのだ!変な家だ!」
と捨てゼリフ。
保険金詐欺の片棒を担がされたのでは?という嫌な予感がしたのでしょうか。
ちなみに・・・家は広い庭付き一軒家。所有車数台。
貧乏ではない我が家でしたが、「うちにはお金がない」とずっと騙されて育てられました。
なおかつ、「あんたには1円も使いたくない」と言われて育てられるほど嫌われていました。
だから働きながら高校に通い、食べるものも我慢して生きてきたのですが。
母にとうとう保険を掛けられ、事あるごとに
「ああ、お金がない」
「ああ、保険料が払えない」と生活苦をアピールされるようになりました。
「早く死ななくては、いやまだ半年来てないし」との葛藤は15歳の身には、辛いというよりももはやミッション的な
もうね、あの世もこの世も、生も死も、深く考えられない状態でした。
もし、思い通り保険金が手に入ったとして。
保険会社に怪しまれずに済むには、母は関与していない風を装いたかったのではないかと推測します。
15歳が一人で「保険に入りたい」と病院へ行き、書類を用意するわけがない。
だから訪問診療してもらい、さらに自分は用もないのに出掛けて、
契約の必要書類を自分(母)抜きで作成させたのではないか。
事件性を疑われたら、
母は「義姉さんが勝手にした」とシラを切り、
医者はその場に母親がいなかったことを証言する。
そうするとうまく逃げられる・・・。
・・・いえ、勝手な私の憶測ですけれどね。
でも母のこれまでの言動をみると、もはや娘を56そうとしたのではないかとすら思えます。
いや、それは言葉が悪すぎる。
56そうではなく、ただ、4んでほしいと願っただけか。
最終的に父の署名が必要となり、父にバレました。
これまで、父の居ない間に伯母(父の姉)とやりとりしていたのですが、運悪く(私には運良く、ですが)たまたま父在宅中に保険会社から書類不備の連絡がありまして。
父はびっくりして、とても怒って
「どうしてなつみの死亡保険が要るんだ?」とモメました。
サイコパス疑惑のある母は、息を吐くように嘘も吐きます。
大義名分=保険外交員の義姉さん(父の姉)のノルマのため」と、アッサリその場をおさめました。
私は「誰にも言うなとキツく口止めされていました。
保険外交員と医者、私と母しか知らないところで進められたわけです。
この大義名分では、家族に内緒で進めた理由の説明ができません。
ついでに、というかこちらの方がメイン(メインって・・・被害者同士でメインを取り合うのもなんですけれども・・)だったと思うのですが、父にはさらに高額な死亡保険が掛けられていました。
住宅購入の際、強制的に生命保険に加入させられますよね。
しかし、家も車も支払いは既に終わっていました。
父が現金一括払い主義者だったので、ローンのためというのはあり得ません。
母にとって死亡保険金とは
『備え』ではなく『ご褒美❤』的な。
その後15の私は・・・
身体は栄養失調ではあったけれど、叔母(父のの方ね!)と恩師からの無償の愛を受けたことで
恩と感謝心いっぱいに食べて生きてきました。
他人さま無償の愛生きる力になりました。
とりあえず『なつみは、しばらく死にそうにもない』と踏んだ母・・・
なんと今度は!
した掛け金返せ」と要求してきました。
マジか。
ささやかな私のバイト代(時給500円以下!)をよこせと。
56されなかっただけでもマシかもしれません。
保険金額は200万円だったそうです。
15歳の200万円は大金です。
私も「200万円あったら専門学校行けるのね」と、うっとり夢見る夢子に。

いやいや・・・夢どころか、あの世じゃないか
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
長文お読みくださりありがとうございました。感謝申し上げます。

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