毒ママを選んで生まれてきたらこうなった

生まれる前と胎内記憶のある毒母第3世代なつみ

難病の従姉にとって私の母は毒叔母

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伯母(母方)は人がいいゆえに毒親化する例かな、と気の毒に思う なつみ@毒母第3世代です。

伯母から難病の従姉Fちゃんの様子を聞くにつれて「もしやFちゃん毒親サバイバー?」との疑いが。
私は従姉を心配しているのに、伯母は自分こそが可哀想な被害者だと言いたげな訴えを繰り返したからです。(毒親あるあるですね)

伯母は生活のために、雑貨店で働いていました。田舎の小さい店なので高給とは思えません。重労働を伴うのに大病で手術しても、それが原因で肝炎を発症しても働き続けました。
伯父は脳梗塞を患ったこともある日雇い労働者で、あまり稼ぎがない人でした。とはいえ、山の幸と川魚の収穫が趣味で贅沢をしない伯父にしてみれば、生活には十分だったのでしょう。

そんなF家なのに、冠婚葬祭では最年長というだけで高額を要求されていました。
仲介・要求するのは私の母でした。
もらう方は『気前のいい親戚』『田舎で使い道がなくてお金を持て余してる』くらいに考えているのか、冠婚葬祭ことある毎に報告に行くのです。
そして聞いたら最後、伯母は大金を出さねばなりません。
伯母より近い親戚筋には全く挨拶もないのに、それよりまず先に出向くのですから『金目当て』と思われても仕方ないでしょう。
↓そこまでしても母の気分次第で本人の手に渡らないことも

母は専業主婦だからか、働く伯母にたかるような言動も多々ありました。
「稼いでいるからいいのだ」とたかりを正当化、はばかることなく口にしていたので、私は幼い頃『気前のいいF家はお金持ち』だと思っていました。
だけど現実を見れば変だなと。
古い家を何年もかけて、コツコツ貯めた資金でリフォームしつつ、倹(つま)しい暮らしです。
リフォームはおしゃれ目的でなく
「やっと公共水道が使えるようになった!これで蛇口から蛭(ひる:ミミズの仲間、吸血生物)が出ない、やったー」レベルなのです。

伯母と伯父が病気でも、従姉が難病でも、母は相変わらず遠慮もせずに金銭を要求するので、「気の毒だ」と私が諭しましたが。
「医療助成金もらってるから金がある」等と、助成金をまるであぶく銭的な捉え方をし、搾取しようとするのです。
諸事情を判っていながら『それとこれとは別』と、容赦なく出させる母。
『恥をかきたくない』から始まって『恥をかかせたくない』『誰かの顔をたてたい』と自己犠牲に至る伯母。
母達はそれが当たり前のようでした。
本当に当り前?
伯母も辛かったのでは?
責任も世話も我慢も単に仕方なかっただけでは?
ローコスト(手土産)でハイリターンを暗に(いえ、はっきりと)要求しておきながら「伯母がみんなを喜ばせたいから好んでやっている」「だから貰ってあげている」と母は主張します。
手土産などいくらでも取り返しがきくが、ダメージを受けた脳と身体、時間と絆は二度と元には戻りません。
↓Fちゃんが号泣する姿に伯母の姿も重なって見えた ↓散々甘い汁を吸ってきた私たちの犠牲者たち。
私は癌に

従姉が父の仏壇を訪ねてくれた時のこと。母はその時不在でした。
私が「供物はいらない。気持ちだけで十分」と言うのに「させて欲しい」と。
「どうせゴミになる箱にお金をかけなくていい(箱代もかかるからね)」と言うのにキチンと箱入りの菓子折り。
父の仏壇の前で、うるんだ瞳をそっと閉じてしばらく手を合わせてくれました。
なんと美しい光景だろう
父のために
こんなにも純粋な気持ちで
合掌してくれた親戚がいただろうか
私は嬉しくなりました。
従姉の体調がよいこと、父をお参りしてくれたこと、を母も喜ぶに違いないと思ったのですが。
帰宅した母に話したら、仏壇に供えられた菓子折りを見て「小っさ!」と貶すのです。
私が「気持ちだけで十分なのにね。箱は要らないよって言ったのにキチンと箱入り選んだよ。お菓子は小さいのにしてって私が頼んだの」というと
「アンタの仏壇でもないのに勝手な事を言うな。父にくれるモノなんだから」と父を利用し
「難病指定で治療費も要らないから、買わせておけばいいものを」とキレました。
昔の教訓をすっかり忘れていました↓墓を建てなかったのは供物のお菓子が手に入らないから?従姉にとって私の母は禍をもたらす最も苦手な親族とのことでした。(それ以外に何がありましょうか)
なのに母は「Fちゃんが病気になったのはアンタのせい。相談に乗ってあげないからストレスで病気になった」と、ある日唐突に私を責めては
「アンタのその冷酷なところは父親に似たのね」と父への憎悪を駆り立てさせるのも忘れません。
「あ、この悪口は弟クンが言ってたことだから!」と責任転嫁も完璧でした。
母の正体に気付いていない頃の私だったら・・・父と弟を憎んだことでしょう
こうして生前の父、兄弟との不和が生まれた

Fちゃんが法事に来ないのは、口うるさいAさん(母の弟の嫁)を嫌いだから」としたり顔で言っていたのには参ったね。

父の件であれほどお世話になったAさんの恩を悪者に仕立て上げるという仇で返すなんて・・なんと罰当たりな人だろう。
↓とうとう罰が当たりました!!

従姉本人は「Aさんの料理美味しい。優しい。好き」と絶賛しているからあり得ませんし。自分が一番嫌われてるのに、ドヤ顔で周りに吹聴する様は、聞いてるこちらが恥ずかしいのですが、表面しか知らない人々は母の妄言を信じるかもしれません。

父の仏壇は、お菓子がもらえるアイテムだと勘違いしてる母の搾取と嘘と妄想はまだまだ続くのでした。
私は死者とここで逢いました。

dokuhahadai3sedai.hateblo.jp