毒ママを選んで生まれてきたらこうなった

生まれる前と胎内記憶のある毒母第3世代なつみ

叶う願掛 叶わぬ願掛 ふざけたらこうなった


自宅から車で1時間の山間に、ご本尊が薬師如来様の有名なお寺があります。
薬師如来様ですから病気平癒と厄除けで非常に人気があるお寺です。
父の病が発覚したとき、『病気平癒』の願掛けをしました。
願掛けのおふだは五百円でした。(2018年)
同時に父のとは別に、幼い子どもも自分で購入し『◆が上手くなって、よいご縁ができますように』と、純粋に願を掛けました。
薬師如来様にそれってどうなの、と思いつつも『良縁成立』『試験合格』など他の寺社と変わらぬラインナップで大丈夫そうでした。
そのまま奉納するだけでなく御祈祷もお願いするとよかったのですが、時間がなかったので奉納だけして帰りました。(御祈祷料はレベルによって五千~五万円)
ところが・・
御祈祷をしなかったにもかかわらず、天からのご加護!と思わずにはいられない凄まじい出来事が。

願掛けから1週間後、◆の先生から子どもに連絡があり、◆のカリスマを紹介されました。
普通では知り得ない場所と人物でした。
翌週、遠方でしたが会いに行き、非常に熱い指導を受けました。
それだけでなく更に翌週、カリスマの紹介で別のカリスマからも指導を特別に受けられることになりました。
こうしてお寺で願掛けして3週間目、カリスマの驚嘆すべく人脈と行動力のお陰で、雲の上のような方々と出会うことになりました。
その日、指導が始まってすぐ、私の携帯電話が鳴りました。
弟からでした。
それは、父の急逝の知らせでありました。
父の願掛けがあっさり『終了』した瞬間である一方・・・
子どもの願いは叶い、これまでの◆の世界が一変し、タダならぬ日々と多くのご縁がもたらされることになった『始まり』の瞬間でした。
それぞれの願掛けが同時進行で、片や願い通り、片や予期せぬ展開で一気に時を刻み始めました。

実は・・・
父の願掛けで、とんでもないことをしでかしてました。
父の病気平癒のつもりで購入したおふだに、『父だけでは母に悪い』となぜか母に忖度し『母が健康に過ごせますように』と書き加えました。
傍らの夫が「最近腰痛で」と言ったので『夫の腰痛が治りますように』と更に書き足しました。
ここまで来たら、なんだか我が子と自分の名前も書き連ねたくなり、実行。
たった五百円のおふだに、5人分の願いを載せてしまいました。
もはや『誰の』『何の』願いかも分からぬただの板にしてしまったわけです。
この願掛けの直後、まるで導かれるように、ある人の言葉を目にして戦慄。
「神仏は欲張りが大嫌い」

具合の悪そうな父が心配で、実家に行きたいと思いながらも『カリスマ行き』と『実家行き』の両方は、位置・時間的に無理でした。
どちらかを選択しなければならない葛藤の中、『カリスマ行き』を選択して過ごした3週間でした。
その結果、現実で起こったのは・・・。
●父が倒れる前日、悪い予感がしたので、電話で弟に「父を病院へ」と頼んだのに、弟がその日は何もせず、翌日になって行動したこと。
●翌日、弟が寄り道をしたために実家に着いたのが、父の出掛けた後だったこと。
●出先で倒れた父を発見した人が、気になりながらも通報しなかったこと。
「運が悪かった」というよりは、「運を悪くさせた」としか言いようがありません。

リア充と悲愴な現実とを行ったり来たりし、心身ともに疲弊していきましたが、かの願掛けをされた神仏の「いや、いっぺんに言われてもムリムリってのを体験してみる?」とのお𠮟りだったのか。
神仏にすっかり嫌われた欲張りな私。
『金の斧と銀の斧』や『舌切り雀』の欲張りどもの振り見て我が振り直せ・・幼い頃からのテーマだったような気がして、神仏
のメッセージを重く受け止めています。
悪い予感がして弟に連絡。間に合ったかと思いきや。

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