毒ママを選んで生まれてきたらこうなった

生まれる前と胎内記憶のある毒母第3世代なつみ

高野山 宿坊 消えた乳がん お助け地蔵さま  

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派遣社員として働いていた20代後半。
急に決まった職場でしたが、同じ境遇の友人がすぐにできました。
同じなのは、家庭環境ではなく就職事情が、です。
私と違って親に愛されて育った友人は、いつもニコニコ自信に満ち溢れ、友人つくりも積極的。
そんな彼女でも結婚について悩んでいました。
そこで休みのタイミングが同じな私に「神社へ行きたいけど一緒にどう?」と誘ってきました。
縁結びと言えば出雲大社かなあ、くらいしか知識がなかったのですが。
雑誌の特集を見て、彼女は「高野山の宿坊に泊まりたい」と言い出しました。
宿坊って・・お寺に泊まるんです。
私は食事制限をしてたので精進料理なら完璧だし、お寺も面白そう・・そんな感じで決定。
食事制限をした前回の話↓

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和歌山県の天空の聖地・高野山
高低差328m、東京タワー並みの高さ。
高野山頂までは、ケーブルカーを使います。
5分で!登ると、大自然と壮麗な建物が広がる異空間でした。
膝まづく者、涙を流す者、一心に祈る者・・に混じって友人と熱心に寺院を巡り参拝しました。
私はひたすら病気平癒を乞い願いました。
宿坊の食事は完全に精進料理。
薄い味付け、出汁と食材そのものの旨味が味わえる、化学調味料(今は発酵調味料って耳障りの良い言い方するんですって?)の全くないシンプルなお味。
レトルト、インスタント、質より量の安物系総菜満載の我が家ではお目にかかれない料理に感動しました。
手作りの(加工でんぷんの入っていない)ゴマ豆腐が最高に美味しかったです。
宿坊のトイレ、大浴場は、ホテル並みにきれい、寝室は普通の和室で清潔。

最初の夜(明け前)に見た夢
真っ白な霞の中に鳥獣が佇む夢でした。
初めは絵だと思ったら動き始め、以前飼っていた亡きペット達が嬉しそうに出て来たのでした。
私が「もっと寿命があったのに、死なせてごめん」というと、一番懐いていた鳥が「今はみんな一緒で楽しい。安心して」といいました。
次に大・中・小、3頭の犬が私の元に。
大きいのは幼少の時に飼っていた犬で、フィラリアという病で亡くなった子です。
中くらいのはその娘ですが、成犬になる前に養子に出しました。
私は大・中の2頭しか知らないので「あれ?」というと、中くらいの犬が「私の子よ」といいました。
昔飼っていたハムスターたちも楽しそうに戯れていました。
そんな夢・・・。
朝起きると、目から涙がボロボロ零れてました。
命あるものはすべて愛おしい
ここは魂レベルで反応するところ。
この夢は後に2度、私を驚かせました
早朝の読経にも参加しました。
きらびやかで見事な建造物に圧倒されながらの読経は鳥肌が元に戻らないほど。
もうザラッザラ!
ジャパニーズゴスペル?魂のシャワー?
形容できないほど目にも耳にも美しいエンターテイメントでした。
朝食後、お寺の襖絵や屏風なども拝観できました。
美術の好きな私は嬉しくて、いろいろ見せていただきました。
一番大きい屏風を見たとき、あっと声を上げてしまいました。
屏風の絵が、夢で見た絵だったのです。
友人は「アニメの一休さんみたいに虎の絵だと思ったのに」と笑いました。
それを聞いて「このシーンは彼女には意味がなくても私にはあるのかな、ひょっとしてここに呼ばれた?」と思わずにはいられませんでした。
山中をへとへとになるまで歩き、拝観し、最後に出会ったのは、
お助け地蔵尊
傍らで椅子に腰かけた高齢の女性が
「1つだけ、助けてくれるよ」と教えて下さいました。
「1つだけ」と念を押されました。
はい、その1つだけのために来たんです、と合掌(祈)。
最後のお賽銭を置くと、帰りの時間が迫ってたので小走りにケーブルカー乗り場へ。
拝観料やお賽銭で現金がすっかり無くなってしまい、本当に最後のお金でした。
素晴らしいところでしたが、私も友人も早く下界(?)へ帰りたくて仕方ありませんでした。
何なのでしょう?
あの世とこの世の境目みたいなところに居て、ふわふわした気持ちだったのが
「もっともっとやりたいことがあるんだ!」
と叫びたくなるほど、すごいエネルギーが湧き出てきたというか。
下界に戻って、ごちゃごちゃした駅を見たら「人間がいっぱい!」とテンション急上昇!
煩悩も爆増!
二人でまずは、お肉(私はシーフード)が食べたい!カフェでスイーツ三昧したい!と禁断の食事を堪能しました。
その後、買い物三昧。
煩悩のリバウンド200パーセント。
いやそれ以上。

その後、次の手術のために検査をしたら・・
右の影が消えていました
「こんなことは初めてだ」と医師は驚き、何度も確認しました。
無いものは切れないので、左のフォローのみ。
後々も念のために右もチェックするも、ずっと異常なし。
7年経ったところで寛解(とりあえず治療終了)となりました。
あれから早(約)20年近く・・・。
お地蔵様にお礼に行きたい・・父に逢いに行きたい・・難病の従姉を連れて行きたいと検索してみたら、当時は知る人ぞ知る的な隠れ人気スポットだと聞かされたところが
立派なお堂ができて超人気スポットに。
そしてあの時、呼び止めて下さったあの女性が100歳を超えられてテレビにも出られたそうで。
いや、すごいわ。みんなも助けてもらってたのね!
当時はお地蔵様のこと、あまりよく知らなかったのですが、今調べてみると
病気平癒
一つだけ祈願成就」のお地蔵様でした。
夢の話でもう一つ驚いたこと
家に帰って母に犬のことを訊いたら
「養子に出した2番目の犬もフィラリアという病気で若くして亡くなった。子犬を産んだけどその子犬もすぐに亡くなった」とのことでした。
夢で話した動物たちは、私のペットたちに間違いありません。
あの世に近いこの世の聖地で、私に会いに来てくれたのでしょう。
神仏もあの世もあるよ、と教えてくれた気がします。
神仏とあの女性に感謝。偶然の就職と友人にも感謝です。
長文お読み下さり ありがとうございました。
あなたの祈りも届きますように。
↓いろいろみたけどここが一番わかりやすいかな。
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