毒ママを選んで生まれてきたらこうなった

生まれる前と胎内記憶のある毒母第3世代なつみ

10 母は大嘘つき

お前は世界一嫌いな叔母(父の妹)にそっくりと言われて育ちました。
いつも一番が父じゃなくて良かったと、ほっとしてました。

5歳のある日とうとう聞いてしまいました。
「わたしのこと好き?」
母は無視
「嘘でもいいから好きって言って」というと
「私は嘘はつけない」ときっぱりと言い切り、口をきゅっと真一文字に閉じました。

こういう時は、嘘でも好きというものだと想像していたのでショックでした。
その直後、2歳の弟がよちよち歩いてきて「ママ、しゅき(好き)」と言いました。
母はにっこり目じりを下げて「ママもよ。弟ちゃん好き好き大好き!」とむぎゅっと抱きしめました。

5歳のわたしは、こんなバカな質問は二度としないと肝に銘じました。
この件で、母という人は、嘘をつかないと宣言したからには、真実だけを口にする人だと思い込んでしまいました。
しかし実際、母は嘘をつきまくり。
何もかも自分の都合の良いように仕向けるために。
私たち家族は、変だなと思いつつも騙されてきました。
最もひどい嘘は父を貶めるための嘘でしょう。
母の周りの人は皆、父はひどい人間だと評価していました。
そのせいで、私も父とは仲が良くなかった、というより仲良くできない状態でした。
正直者の「嘘つかない」は真実ですが、嘘つきの「嘘つかない」はその逆で「嘘つきます」って事なんですね。
ただ私に意地悪をしたかっただけとは思えないほどの膨大な嘘
保身のために娘に罪をかぶせたり。↓

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息をするように嘘がつける・・サイコパスかもしれません。
老後の面倒は看ろとも言われて続けてますが、これも嘘かも!(ポジティブに)
↓身近なサイコパスについてわかりやすかったです

中野信子さん著『「嫌いっ!」の運用』

↓みんななかよし・・・子どもの時から刷り込まれる呪文を解くきっかけとなった本でした。

読んで腑に落ちました。
嫌い、嫌われることに伴う苦しさから解放された一人です。
母も自分とは違う人格を持った一人の人間。
たとえ娘であっても、世界一嫌いな叔母にそっくりなんですもの。
好きになれるわけがありません。
嫌いと言われたら、「あ、そう」と淡々と受け止めるだけです。
そして、嫌いという感情は身を守るためになくてはならないもの。
私ももう我慢しなくてよいのだと思うと気が楽になりました。
そして・・・
ずっと吐きたくても吐けなかった言葉・・・
「生まれる前から大嫌い」↓

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