毒ママを選んで生まれてきたらこうなった

生まれる前と胎内記憶のある毒母第3世代なつみ

コロナを言い訳にできた時代終了、次の切り札

親戚づきあい。
コロナを言い訳にできた時代が終わったものの、次なる切り札を手に入れて喜ぶ母の記録を綴ります。

父が逝って6年。
兄から七回忌法要の打診があったようで。
母から「どうしようか」と電話がありました。
日頃「出て行った人間のくせに口出しするな!」と言う母が、今回は跡を継いだ弟よりも先に私に決めさせよう・・・というか、言葉の端々から「やらないと言って欲しい!」が透けてみえたのでみえない振りしました。
コロナのお陰で、うやむや化に成功していた「実はお墓がない問題」が親族にどう受け取られるか・・・が懸念事項だったと思われます。
私には「お墓を建てなかったのは弟のせい」と説明しましたが、親類にもそう言って弟を矢面に立たせるのかな。
とにかく私がここで返事を誤ると、しくじり先生になってしまう!と電話を持つ手に汗が。
母の出した答えは、家族4人(母・兄弟・私)とお坊さんだけで簡単に読経をあげて終わり。
しかも命日よりだいぶん早目の日取りで、「法要はいつ?」と聞かれても「終わりました」と、誰も寄せつけない仕組み。
ちなみに三回忌は、私すら知らなかったし。
これまでも同様、招待してもないのに or やってもないのに来るわけない人達を悪人に仕立て上げます。
かくして母は、過程を隠して「法事に来やしない。非常識な人ばかり」と近所や知人に触れ回ります。
さすがです。
相変わらず言うことがコロコロ変わる母に翻弄された、不快な法要でした。
後に驚きの展開が待ち受けているとも知らず・・・
毒親といえど親なのだから亡き父の分まで親孝行しようと、世の毒親サバイバーが聞いたら「ケッ」と吐かれそうな能天気なことを考えていた私・・・
この後、惨敗を喫することになります。
つづく
↓ お墓を建てないのは弟のせい
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